「ひらいて」監督インタビューを読んで(思想強めの独り言)

※初めに言っておきますが思想強めの独り言です。Twitterの延長線上な責任感0記事です※

※苦手な方いましたらごめんなさい※

 

HiHi Jets 作間龍斗くん。

どこか異質で透き通った存在感があり、そこまで感情の揺らぎが見えない一見クールな容姿に、丁寧に話す時の落ち着いた声色、モデル並みの酢タイル。かと思えば、ライブや公式動画チャンネルでは、結構な頻度で言葉にならない声を上げたり、ちょっとすぐには理解できない動きをしてみたりしながら、何事も楽しんでいる可愛らしい一面があるアイドル。とにかく器用で、チョコレートが余ったからという理由でチョコのケーキを手作りしたり、ドラマで行うことになった飛び込み競技の練習を自宅でもできるようにと自宅の庭に飛び込み台を作ったりと、器用エピソードを挙げると枚挙にいとまがありません。

 

なんでもできて、感情的になることがほとんどなくフラットな印象を持たれやすい作間くんは、一部では「アンドロイド」ぽいと言われることもあります。

 

人から尋ねられました。「作間くんはどんな意思を持って曲を選ぶのか」と。

作間くんがこれまでソロコーナーで選んだ曲は

「静かな夜に」(2018クリエ、サマステ)

「また今日と同じ明日が来る」(2019クリエ)

「Romeo & Juliet 」(2019サマステ)

「V」(2020サマパラ)

(※「明日の記憶」はソロではなくピックアップメドレーの流れであったためソロ曲としてはカウントしていません)

HiHi Jetsはソロ曲を選ぶ時にも、全員でバランスを見て決めるというのだから、これらもバランスを加味した上で選ばれたものだと考えられます。ほとんどの曲は他メンバーからのオススメで決定したものでした。場の空気を読み人の気持ちを汲み取ることが得意な作間くんは(HiHi Jets加入時、自分の役割はグループのバランスを取ることだといった旨の発言が度々ありました。)、猪狩くんから「V」という曲を勧められた時にも、「ガリさんから勧められた曲だったけど、聞いてみたら気に入った」といった内容を話していました。VはA.B.C-Z戸塚祥太くんが作詞したメッセージ性のある曲ですが、そのメッセージ性も汲み取った上でこう発言してくれていました。

 

作間くんは自分は「0から1にするアイディアを出すのは苦手」と言います。しかし「アイディアを形にすること」は得意で、メンバーから厚く信頼されています。

人のイメージを共有し具現化するのが得意だと。鏡のような人であるのだな。

自分と重なる部分を見つけて表現できる、その意図を汲み取って表現できる、作間くんの強みです。

 

なぜこの話をしたか、というと。

7月1日に発売された映画誌3冊で、今秋作間くんが初出演する映画「ひらいて」の監督インタビューを読んだからです。

監督である首藤凛さんは作間くんのことを「異質」「魂がきれいな人」「自分ではない誰かになれる人」と表現して下さっていました。

 

役をどう理解するか、寄り添うか。表現するか。その演技力、表現力はドラマや映画などのセリフのある作品だけでなく、曲を披露する際にも発揮されています。世界観のある曲を表現する際、その世界に馴染んでいるのに、独特の存在感で異質に浮かび上がっているという個性。不思議な人だと感じている方がたくさんいることも強みです。

また、不思議に一人一人の生活の中に溶け込んで「いそう」で「いない」のラインを攻める人でもあります。何度、人に「いそう」と言われたか。。。けれど、色んな生活背景に(想像上だけれども)染まれるって、それも、演技をする上では強みですよね。

 

主観ですが(まあ主観の詰め合わせブログなんですが)本当に染まれるんです。私はオートリバースを忘れられません。

 

大学へ進学する選択肢もメジャーになってきた中、高校卒業後、学校関連のものを全て捨てたという作間くん。

「この仕事一本で頑張っていく」と決意して、色んな可能性を広げていきたいと語る作間くんのこれからを、首藤監督のインタビューを読んでからもっと楽しみに感じました。

 

これから作間くんはどんな役と巡り合うかな?どんな曲を歌い、どんな感情に触れるだろう。自分には到底理解できない人物に接することになるかも、もしくは自分の分身のようなキャラクターにも会えるかな。恋の歌には、どんな表現を選ぶだろうか。

 

「作間くんの意思はどこにある?」

意思が感情から来るものを指すのならば、作間くんが自発的に選んだ曲から「作間くんの感情」に似たものを感じることは多くないかもしれません。作間くんからは、自分のできること、できるようになったこと、求められていることを表現することができるスキルはすごく感じます。それが作間くんの意思なんでしょうか。

 

そういえば、とあるセリフについて作間くんが監督にいった言葉と、その後に作間くんが表現した新しい解釈の話がとても好きでした。

これが作間くんらしさなのか、と思うと、作間くんの清廉さを感じます。そう、清廉なんですね。。。それこそ、作間くんの意思なのかもしれません。

 

作間龍斗くんという人物が気になる方は、ぜひ今店頭にて販売されているCinema⭐️Cinema、日本映画navi、CINEMA SQUAREをお手に取ってみてください。共感できる方がきっといるはず、私も強く共感した人間の一人です。

 

 

散文失礼致しました。

 

 

ISLAND TV「映画『ひらいて』のお話」から

当の作間くん「作間の外見が好きな人が、スクリーンをみた時に『完璧、これよ』と思う作間がみれるかもしれない、わかんない」

 

せやな。